膝の痛みを感じてから15年

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確か高校生ぐらいの時に左膝に初めて痛みを感じた。病院も行ったけど特にレントゲン結果は悪くなく、そのまま生活してた。


でも膝の痛みたまにやってきて、激痛が走るってよりは歩いてると違和感がある感じ。だから症状が現れた時は屈伸とかしていた。


バスケ部だったからその時に膝を痛めたかなとかも考えてたけど、辞めてからもしばらく続いていた。


そこから15年くらい経ってやっとわかったのは、自分はいわゆる扁平足だったって事。回内足って言って土踏まずのアーチが潰れて踵が内側に倒れてる状態だった。


つまり後ろから見たら足首が真っ直ぐじゃないって事。もちろん足首が曲がってるから、膝や腰にもそのまま影響を与える。


自分は今は履く靴を改めて踵が内側に倒れないよう強制してきたので改善されてきてる。


そして改善されるごとに今度は街行く知らない人の足の状態が気になるようになってしまった。症状の大小はあれど多くの人が合わない靴を履いてるし、内側外側に踵が傾いてる人は結構いる。


自分はかなり街歩きをしてるので、日々歩いてる人の足のデータを更新してるけど、20歳前後の人もかなり多い。つまり悪化する可能性があるって事。


これから靴も通販とかで買う人が増えるのかもしれないけど、お洒落の前に最低限知っておいた方が良い知識だと思う。


例えば煙草がカラダに悪いとか、ビールとか飲み過ぎると通風になるとか、炭水化物食べ過ぎると太るとかって、みんな知ってる知識なのに、合わない靴を履いてるとカラダ全体に悪影響を与えるとかって事実は、ほとんど知られていない。


重症になってから専門医に言われて気付くか、運良く前段階で知って気付ける人がいるぐらい。だから知識を得られた人がもっと知らない人達に歩みよらないといけない。


今の大学生ぐらいだと煙草吸ってる人は自分の時と比べてかなり減ってる印象がある。女性は特に。聞いてみると9割ぐらい吸ってない。時代の変化が起きてる証拠。


靴も時代の流れに乗る必要性があるし、みんなの健康は国益にもなる。


- SHOEFITTER MAGAZINE-